新型コロナ 平均患者数19.62人 前週比1.55人減

新型コロナの感染状況について群馬県は、10日までの1週間に、1医療機関あたりの平均の患者数が19.62人と、前の週より1.55人少なくなったと発表しました。

新型コロナの5類移行を受け、流行状況の把握方法は県内にある指定医療機関からの週1回の報告をもとにした「定点把握」に変更されました。
県衛生環境研究所によりますと、先月4日から10日までの1週間で、1医療機関あたりの平均の患者数は19.62人で、前の週の21.17人より1.55人少なくなりました。
保健所の管内別では、前橋市が27.46人、渋川が27.17人、利根沼田が25.2人、伊勢崎が21.5人、富岡が21.33人、安中が20.33人、太田が17.9人、館林が17.67人、桐生が15.75人藤岡が13.67人、高崎市が13.36人、吾妻が9.67人となっています。
また、指定医療機関から報告があった患者数は合わせて1707人で、年代別では、10歳未満が476人、10代が388人、40代が159人、50代が151人、30代が148人、20代が140人、60代が121人、70代が75人、80歳以上が49人となっています。
一方、インフルエンザについては10日までの1週間で、1医療機関あたりの平均の患者数が1.87人と、前の週より0.1人増えています。
県は流行開始の目安「1」を上回っているとして注意を呼びかけています。