小笠原県警本部長 離任を前に会見

群馬県警察本部の小笠原和美本部長が8日付けで警察庁長官官房付に異動するの前に、7日記者会見し、県内で開催されたG7デジタル・技術相会合の警備に注力したことなど、およそ1年間の在任期間を振り返りました。

去年9月、県警察本部の本部長に女性として初めて就任し、およそ1年にわたって務めてきた小笠原本部長は7日、離任を前に記者会見を開きました。
この中で、小笠原本部長は「県警職員は真面目な気質で、物事を前に進める力を持っていると感じた。私はここを去るが、これからの群馬県警の発展に期待を寄せている」と述べました。
また、在任中に印象に残ったこととしてことし4月に高崎市で行われたG7デジタル・技術相会合の警備をあげ、「対策室の立ち上げから半年間、知恵を絞り合いながら努力を積み重ね、大過なく終えることができた。苦労もあったが、実りも大きかったと思う」と振り返っていました。
後任には警察庁長官官房会計課長の重永達矢氏が8日付けで着任します。