生成AI 群馬県内の中小企業も活用を 使い方学ぶセミナー

全国各地で利用が広がる生成AIについて、県内の中小企業にも活用してもらおうと県は7日、使い方などを学ぶセミナーをオンラインで開催しました。

このセミナーは業務の効率化が期待される「ChatGPT」など、生成AIを県内の中小企業にも活用してもらおうと県が企画しました。
7日は繊維業や製造業などの経営者らおよそ40人が参加し、セミナーでは講師を務める生成AIに詳しい有識者が「ChatGPT」の仕組みなどを説明しました。
そして、利用上のリスクを解説し、機密情報を入力しないことや、AIからの回答に著作権侵害の内容が含まれるおそれがあることなどを指摘しました。
このあと、企業での具体的な使い方を紹介し、大量の文章の要約や、インターネット上の口コミへの返信の文面の作成、それにプログラミングでエラーが出た際の修正箇所の発見など、さまざまな活用方法があることを説明しました。
主催した県繊維工業試験場の小松秀和係長は「ChatGPTをニュースなどで聞くことはあっても自社の業務にどう使えるのかわからない企業も多いと思う。今後も最新情報を提供していきたい」と話していました。