ダム施設の管理 中学生が一日所長 矢木沢ダム みなかみ町

ダム施設の管理 中学生が一日所長 矢木沢ダム みなかみ町

水をテーマにした作文の全国コンクールで最優秀賞に選ばれた前橋市の中学生が、ダムの管理事務所の一日所長を務め、施設の点検作業を体験しました。

群馬大学共同教育学部附属中学校の3年生の安藤周平さんは、国土交通省が今年度、全国の中学生を対象に行った水をテーマにした作文のコンクールで最優秀賞に選ばれました。
これを記念して、安藤さんは24日、水資源機構の管理事務所の一日所長を務め、みなかみ町にある矢木沢ダムで施設の点検作業を体験しました。
はじめに、職員とともに小型船に乗って船上からダム湖の水をくみ上げ、水質をチェックしました。
このあと、ダムの施設内に入って、湖からしみこんでくる水の量やダムの底にかかる圧力を測って施設に傷や異常がないか調べました。
安藤さんは「ダムを守るためにさまざまな専門家が努力を重ねていました。水の大切さを知ったので、今後は水の使い方に節度を持って生活していきたいです」と話していました。