“はにわの日”に埴輪の魅力発信するイベント

8月20日は語呂合わせで「はにわ」と読めることから、埴輪の魅力を発信するイベントが群馬県庁で開かれ、多くの家族連れなどでにぎわいました。

このイベントは群馬県内で多くの埴輪が発掘されていることから、「はにわ」と読める8月20日にあわせて埴輪の魅力を知ってもらおうと、群馬県が民間企業と連携して開催しました。
会場の群馬県庁には、埴輪のペーパークラフトを製作できるブースが設けられ、子どもたちがはさみやのりを使って、気に入った形の埴輪を丁寧に作っていました。
また、会場に併設されているカフェでは群馬県内で発見された埴輪をかたどったクッキーなどが期間限定で販売され、多くの人が買い求めていました。
このほか、ステージでは埴輪や古墳をPRするキャラクターたちによるトークショーも行われ、訪れた人たちにその魅力をアピールしていました。
母親が作った埴輪柄の帽子をかぶって訪れた7歳の男の子は「いろいろな種類の埴輪を工作することができてとても楽しかった。群馬県内の古墳をすべて訪れたい」と話していました。
群馬県文化振興課の岩田渓佑さんは「想像以上の来場者でうれしい。埴輪は見た目がかわいくてなじみやすいので、埴輪をきっかけに群馬の歴史に興味をもってもらいたい」と話していました。