「尾島ねぷたまつり」4年ぶり開催 群馬 太田

台風7号の影響で初日の開催が中止となった群馬県太田市の「尾島ねぷたまつり」が、2日目の15日は実施され、4年ぶりに武者絵などが描かれたねぷたが街なかを練り歩きました。

群馬県太田市の尾島地区は、江戸時代、津軽藩の飛び地があったことから青森県弘前市と交流があり、昭和61年から「尾島ねぷたまつり」を開催してきました。
しかし、新型コロナの影響で3年連続で中止され、ことしは2日間の日程のうち、初日の14日は台風7号の影響で中止になっていました。
そして、2日目の15日は一部の催しを除き、4年ぶりに開催され、大勢の観客が集まる中、武者絵などが描かれたねぷた、合わせて8台が街なかを練り歩きました。
「ヤーヤドー」という威勢のよいかけ声とともに繰り出されるねぷたの中には、高さおよそ8メートルのものもあり、沿道に集まった観客は写真を撮るなどして祭りの雰囲気を楽しんでいました。
訪れた小学2年生の女の子は「迫力があって思ったよりも大きくて、楽しかった」と話していました。
まつりの実行委員会の大久保克美委員長は「きょう1日だけでも開催できてよかった。祭りは地域を盛り上げるのでこれからも長く続けていきたい」と話していました。