榛名湖に国内最大級の水上ステージ 高崎市が整備の方針

榛名湖に観光客を呼び込み地域の活性化につなげようと、高崎市は、コンサートなど、さまざまな催しが開催できるステージを湖の上に整備する方針です。

高崎市が榛名湖の湖の上に整備を計画しているのは、幅20メートル、奥行き12メートルの可動式のステージで、オーケストラの場合、およそ80人が出演できます。
近くの護岸には、およそ230人が収容できる観覧席も整備し、ステージの先に榛名富士を眺めることができます。
水上のステージとしては国内で最大級の規模になるということです。
完成後は、春から夏にかけては毎週末、ロックやクラシックのコンサートなど、さまざまな催しを開催していく予定です。
また、冬にはイルミネーションも行う計画で、高崎市では榛名湖畔の新たな観光資源として定着させるとともに、特に若い世代の人たちの誘客につなげたい考えです。
総事業費は、およそ3億7000万円で、来年度の当初予算案に調査・設計費用を計上し、令和7年度末の完成を目指しています。
高崎市の産業観光課は「若い観光客に来てもらい、観光を盛り上げたい」と話しています。