菓子製造工場の見学が再開 小学生たちが訪れる

菓子を製造する前橋市の食品メーカーの工場では新型コロナウイルスの影響で休止していた工場見学が再開され、小学生たちが菓子が作られる様子を見学しました。

3日から工場見学を再開したのは、前橋市にある食品メーカー、「旅がらす本舗清月堂」の工場です。
4日は、高崎市の小学3年生12人が夏休みの体験学習の一環で訪れました。
子どもたちは看板商品である菓子にクリームを挟む工程や箱詰めの様子を見学したあと、実際に作られた菓子を試食しました。
このあと、筆を使ってしょうゆで菓子に絵を描く体験が行われ、子どもたちは動物や顔など、好きな絵を描いて楽しんでいました。
この工場では、今後も事前予約制で団体の見学を受け入れることにしています。
参加した男の子は「クリームを入れるところを見られて楽しかった」と話していました。
また、女の子は「菓子が割れていないか見分けているのがすごいと思った」と話していました。
食品メーカーの岩崎淳さんは「子どもたちの笑顔や驚いた顔が見られてうれしかった。今後も見学を受け入れるなどして、地域の方と積極的に関わっていきたい」と話していました。