渋川市 「電動モビリティー」導入に向け走行方法学ぶ講習会

手軽な交通手段として渋川市が導入を検討している電気で動く小型車、「電動モビリティー」の安全な走行方法を学ぶ講習会が、31日開かれました。

渋川市は高齢者や観光客の移動手段の確保などを目的に、伊勢崎市の自動車部品メーカーが開発した、電気で動く小型の四輪車を来年1月から駅前や伊香保温泉周辺で導入することを検討しています。
これを前に、31日、渋川市役所では市の職員を対象にした講習会が行われました。
講習会では市役所の駐車場に作られたコースで試乗が行われたあと、開発したメーカーの担当者が先導して実際に、市役所の周りの道路を走行しました。
参加者たちは交通ルールや操作性などを確認しながら、安全な運転方法を学んでいました。
渋川市によりますと、この電動モビリティーはことし10月から市役所本庁舎とおよそ600メートル離れた第二庁舎の移動手段として市の職員に使ってもらい、課題などを洗い出した上で、市民や観光客の利用に展開したいとしています。
参加した職員は「乗り心地も大変よくて快適でした。現在は庁舎間を徒歩で移動しているので、導入がとても楽しみです」と話していました。