関東甲信越 群馬で３９度超 各地で猛暑日 熱中症に厳重警戒

関東甲信越は２８日も気温が上がり群馬県では最高気温が３９度を超えるなど危険な暑さとなっています。
引き続き冷房を適切に利用し、のどが乾いていなくてもこまめな水分補給を心がけるなど熱中症に厳重に警戒してください。

気象庁によりますと関東甲信越は広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、気温が上がっています。
午後２時半までの最高気温は、群馬県伊勢崎市で３９.４度、埼玉県熊谷市で３８.５度、栃木県佐野市で３８.２度と危険な暑さとなっているほか、茨城県大子町で３７.６度、千葉県市原市の牛久で３７度ちょうど、甲府市で３６.９度、東京の都心で３６.２度、長野県上田市で３６.１度、新潟市秋葉区で３５.８度と各地で猛暑日となっています。
気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、山梨県、新潟県に熱中症警戒アラートを発表しています。
環境省によりますと厳しい暑さが継続すると熱中症で亡くなる人は急増する傾向にあります。
連日の猛暑の影響で熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが相次いでいて、厳重な警戒が必要です。
不要不急の外出は避け、屋内でもエアコンなどで室温を適切に調節し、のどが渇かなくてもこまめに水分を補給するなど対策を徹底してください。
一方、上空の寒気や日中の気温の上昇の影響で、２８日夜にかけて大気の状態が不安定になる見込みで、山梨県や長野県を中心に１時間に５０ミリの非常に激しい雨が降り大雨になるおそれがあります。
気象庁は低い土地の浸水や川の増水、土砂災害に十分注意し、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。