夏の高校野球・準決勝第2試合 前橋商業が勝利 決勝へ

夏の全国高校野球群馬大会は25日、前橋市の県立敷島公園野球場で準決勝が行われ、第2試合の樹徳高校対前橋商業は、前橋商業が10対2で勝ち、27日の決勝に進みました。
この結果、決勝は桐生第一対前橋商業の顔合わせとなりました。

前橋商業のキャプテンで、4番として4安打4打点の活躍を見せた真藤允宗選手は「欲張らずにしっかり単打を狙う自分のスイングが結果につながってよかった。樹徳に負けてから始まったチームなので先輩たちの分まで勝つことができてよかった」と振り返りました。
そのうえで、決勝に向けて「総合力ではどこにも負けない自信があるので、自分たちがやってきたことの成果を発揮して甲子園に出場できるよう頑張っていきたい」と話していました。

前橋商業の住吉信篤監督は「1点を先制されてからすぐに反撃ができて4点を取ることができたので、落ち着いた試合運びができたと思う。次のバッターへつなぐ意識の中でヒットが生まれたのがよかった」と振り返りました。
そのうえで、27日の決勝に向けて「流れをつかんで最後まで諦めずに最後まで気を抜かずに野球ができれば勝機はあると思う。挑戦の気持ちを最後まで貫いて全員野球で臨んでいきたい」と話していました。