群馬県知事選挙 候補者アンケート 物価高対応・コロナ対策

今月23日に投票が行われる群馬県知事選挙を前に、NHKは3人の候補者に今の県政の評価や政策面の訴えなどについてアンケートを行いました。
今回は、物価高への対応と新型コロナ対策について、届け出順にご紹介します。

まず、物価高への対応についてです。
石田さんは「賃上げで内需を活発にし、経済を立て直すことが大切。大企業の内部留保に時限的にでも課税し、大企業だけでなく中小零細企業の賃上げを実現すべき。とりわけケア労働者の賃上げと最低賃金の引き上げはすぐに行う」などと回答しました。
清水さんは「経済は自然の流れであり、行政が関与できる問題でもない。物価高以上に、実質的な税金の国民負担率60%超が問題。非効率な官が効率的な民の富を搾取する限りに問題解決は不可能」などと回答しました。
山本さんは「国の経済対策を積極的に活用し、県民、事業者の皆様の支援に取り組んでいく。生活に困窮する方々に対しては可能な限り給付金などの対応を取る。事業者に対しては、ウィズコロナ社会での新規事業の展開や業態転換、省エネ対策などの前向きな投資を支援している」などと回答しました。
次に、新型コロナ対策についてです。
石田さんは「5類に移行してもコロナの感染力に変化はない。国からの財政支援や診療報酬の増額・改善で、検査や地域医療体制を拡充し、体制・人員・資機材等の確保が必要」などと回答しました。
清水さんは「保健所スタッフの尽力に感謝。一方、ウイルス自体と行政には関係性は無く、保健所行政が県と市に跨ってるが故に、結果、感染が拡大したとも考えられる」などと回答しました。
山本さんは「社会経済活動は通常に戻りつつあるが、コロナ禍は完全に収まったわけではない。また、遠くない未来の別の感染症に備えなければならない」などと回答しました。
このほかの結果などアンケートの詳しい内容はNHKのWEBサイトでご覧いただけます。
NHK前橋放送局のホームページから進んでください。