11日の突風 群馬県でも倒木や住宅被害相次ぐ

11日の夕方から夜にかけて、群馬県内では東部で、突風によるとみられる倒木や住宅の被害が相次ぎ、自治体などが被害の全体状況の確認を進めています。

このうち館林市には、倒木の情報が相次いで寄せられ、市の職員が、12日朝から確認に追われました。
館林市野辺町の公園では、25メートルほどの高さがあるけやきの木1本が幹の部分から折れていました。
また、花山町にある沼の岸では、7本の桜の木が倒れていました。
館林市の根岸恭子係長は「木の被害を確認したところ風の影響で折れたことが確認された。ただ、人的被害がなくてよかった」と話していました。
また、館林市当郷町の住宅ではおよそ50枚の屋根瓦が飛ばされるなどの被害がありました。
県の館林土木事務所や自治体によりますと、群馬県東部ではこのほか、大泉町や板倉町、それに邑楽町で倒木などの被害の情報があり、自治体などが被害の全体状況の確認を進めています。