高崎の大手百貨店が「フードドライブ」 寄付受け付け始まる

いわゆる「食品ロス」を減らそうと、高崎市にある大手百貨店が、「フードドライブ」と呼ばれる家庭で余っている食べ物を集めて寄付する活動を行い、従業員や買い物客から多くの善意が寄せられました。

「フードドライブ」は、家庭で余っている食べ物を持ち寄り、支援を必要とする人たちに寄付する活動で、7日、高崎市にある大手百貨店で寄付の受け付けが始まりました。
店では、賞味期限まで3か月以上あり常温で保存できる未開封の食料品の提供を事前に呼びかけていて、さっそく客や従業員が持参したレトルト食品や乾めんなどを寄付していました。
寄付の受け付けは8日の午後4時まで行われ、集まった食料品は、地元の社会福祉協議会を通じて子ども食堂や生活に困っている人たちを支援する団体などに届けられるということです。
活動に参加した地元の女性は「身近なお店にこうした取り組みをしてもらえると、とても参加しやすいです」と話していました。
百貨店の田口秀樹さんは「地元に貢献したいと思い、今回の活動を行いました。地元で必要としている人に届けられるように今後も継続していきたい」と話していました。