レモネードスタンド寄付金 小児がん治療研究チームに 大田

レモネードを販売して売り上げを小児がん患者の支援に充てる「レモネードスタンド」と呼ばれる活動を太田市の中学生や高校生が群馬クレインサンダーズと行い、集まった寄付金を小児がん治療の研究チームに贈りました。

活動を行ったのは、太田市にある「ぐんま国際アカデミー」の生徒たちで、4日、サンダーズの五十嵐圭選手も出席して寄付金の贈呈式が開かれました。
「レモネードスタンド」は、アメリカで小児がんの闘病をした女の子が同じ病気の子どもを助けたいとレモネードを販売したことが始まりといわれ、生徒たちの活動は2シーズン前からサンダーズのホームゲームで行われています。
式の中で五十嵐選手は「活動に携わることができて感謝しています。ぜひ次のシーズンも病気と闘う子どもたちを支援できるように、一緒に活動しましょう」と生徒たちに呼びかけました。
昨シーズンのレモネードの売り上げや募金の総額は12試合で50万円余りにのぼり、贈られた寄付金は小児がんの治療や研究に役立てられるということです。
活動を行った中等部2年生の松岡慶さんは「活動を応援してくれる人がいて励みになりました。次のシーズンも寄付金を集めるだけでなく、多くの人に小児がんを知ってもらえるように頑張りたいです」と話していました。