館林の商業施設で「クールシェア」の取り組み始める 群馬

厳しい暑さで知られる館林市にある商業施設では、冷房の効いた館内に集まることで家庭での節電につなげる「クールシェア」と呼ばれる取り組みを始めています。

「クールシェア」はそれぞれの自宅で冷房を使うのではなく、施設などに集まり、涼しさを共有することで、家庭での節電につなげる取り組みです。
館林市にある商業施設では、先月から「クールシェア」を始めていて、休憩だけの利用客も歓迎しています。
また、この取り組みを通じ、買い物のきっかけをつくろうと施設内の店舗で割引など、さまざまなサービスが受けられる「クールシェアパス」を無料で配布しています。
訪れた70代の女性は「暑いので涼みに来ました。家にいるより快適です」と話していました。
また、子どもと一緒に訪れた30代の女性は「涼しさが心地いいです。子どもも施設内でのびのびと遊んでくれるので、とても気に入っています」と話していました。
「アゼリアモール」の担当者、菊池由梨さんは「暑い日は、家庭の電気使用量の多くをエアコンが占めています。買い物に限らず、涼しい館内に来てもらってお客様どうしの憩いの場にしてもらいたい」と話していました。