草津温泉 「生成AI」で観光PR動画制作し発信

全国有数の温泉地、草津温泉の観光協会は「ChatGPT」など、AIで制作した観光PR動画を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、新たな方法で地元の魅力を発信を始めています。

草津温泉観光協会では新たな客層の誘客を図ろうと、AIを活用した観光PR動画を制作しました。
動画は草津温泉のシンボル、湯畑や湯もみの様子など、地元の見どころが登場し、AIによる独特の色彩や世界観を楽しむことができます。
また、BGMとともに、「静寂の中に広がる癒やしの楽園、草津温泉」など、観光地をPRするナレーションも入っています。
観光協会によりますと、この動画はすでに公開している、別の草津温泉の観光PR動画をAIに学習させるなどして、制作し、このうち、動画内で流れるナレーションのコメントなどは「ChatGPT」が作成したということです。
観光協会ではこの動画を今月16日から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しています。
草津温泉観光協会の福田俊介事務局長は「実際に草津温泉に来てもらい、本物の風景とAI動画との違いを見つけて、楽しんでほしい」と話していました。