群馬県内ガソリン価格 平均172.4円 5週連続で値上がり

県内の今週のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットル当たり172.4円となり、国が石油元売り会社に支給している補助金が引き下げられている影響で、5週連続の値上がりとなりました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、26日時点のレギュラーガソリンの小売価格は県内の平均で1リットル当たり172.4円で先週より1.4円値上がりしました。
値上がりは5週連続で全国平均の171円より、1.4円高くなっています。
また、ハイオクは1リットル当たり183.6円で先週より1.4円値上がりし、軽油は1リットル当たり152.5円で1.2円値上がりしました。
一方、灯油の店頭価格は、18リットル当たり2015円で14円値上がりしました。
ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として国が石油元売り会社に支給している補助金は、今月以降、支給額が25円以下の場合、先月まで100%だった補助率が2週間ごとに10%ずつ段階的に引き下げられます。
現在の補助率は80%で段階的な引き下げの影響もありガソリン価格は値上がりしました。
29日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分からは補助率が70%に引き下げられ、補助金申請の支給額は1リットルあたり9.7円となります。
今後の見通しについて、石油情報センターは「直近の原油価格が値上がりし、円安がさらに進んでいる上に来週は政府の補助金の補助率も引き下げられるため、値上がりが見込まれる」と話しています。

さまざまなモノの価格が上がる中で、「車社会」の群馬県に住む人たちにとってガソリン価格の高騰は、家計に特に大きな打撃を与えています。
このため前橋市のガソリンスタンドでは、ガソリンの使用を少しでも抑える工夫について話す人たちの声が聞かれました。
前橋市の60代の女性は「仕事で利用しているので、コストが上がっています。車は生活に欠かせず乗る頻度を減らせないので困りますね」と話していました。
前橋市の70代の男性は「窓を開けるなどしてエアコンをつける時間を短くして、燃費を上げるようにしています」と話していました。
前橋市の20代の女性は「以前、来た時よりも6円ほど価格が上がっていて驚きました。近場には歩いていくように心がけています」と話していました。
前橋市の70代の男性は「車は必需品なので手放せませんが、自転車の購入も検討しています」と話していました。
渋川市の40代の男性は「利用するガソリンスタンドを決めて、割り引きされるクーポンを使うようにしています」と話していました。
ガソリンスタンドの満田拓也副店長は「値上がりの影響なのか最近はクーポンの配信日に合わせて来店する人が増えました。ガソリン価格の上昇は、私たちではどうにもできないことなので、少しでも家計に負担をかけないように割り引きなどで手を尽くしていきたい」と話していました。