浅間山の状況は(26日)

ことし3月に噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた浅間山の状況です。
気象庁によりますと、火山性地震の回数は、今月23日から26日午後3時までの期間中は、1日におおむね20回から70回で推移しています。
今月23日には山の膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が一時的にやや大きくなり、同じ日の午後4時から午後5時にかけては火山性地震が一時的に増加しました。
また、24日には1日あたり2500トンの火山ガスの放出量が観測され、今月13日の前回の観測と比べると2000トン増加しています。
気象庁は、浅間山では今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き、火口からおおむね2キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。