2万株のあじさい 見頃に 下仁田町

下仁田町のあじさい園で、梅雨の時期を彩るおよそ2万株のあじさいが見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませています。

下仁田町で、町や地元の人たちが管理している「下仁田あじさい園」では、3ヘクタールの敷地に青や紫などおよそ2万株のあじさいが植えられています。
小さい花の周りを額縁で囲んだように見える「ガクアジサイ」や、花が集まって手まりのように丸く咲く「てまり咲きアジサイ」など、20種類ほどが山の斜面を敷き詰めるようにあり、今が見頃です。
訪れた人たちは、園内を散策しながら花を眺めたり写真を撮ったりして楽しんでいました。
前橋市の60代の男性は「青のアジサイだけを見ても色の濃さはさまざまで、それぞれ異なる様子がきれいですね」と話していました。
園の管理を行う地元の人たちで作る「あじさいを育てる会」の会長、土屋稔さんは「草刈りなどの管理は大変ですが、訪れた人に楽しんでもらえることがうれしいです。散策しながらきれいなあじさいを楽しんでもらえれば」と話していました。
この園のあじさいは今月末までが見頃で、来月1日と2日には切ったあじさいを自由に持ち帰ることができる催しが開かれるということです。