陸上日本選手権100m決勝 柳田大輝選手が2位 10秒13

館林市出身で陸上男子短距離の19歳、柳田大輝選手が、4日の日本選手権の100メートル決勝で、10秒13の自己ベストをマークし、2位に入りました。

館林市出身の柳田選手は、東京農大二高を卒業したあと、現在、東洋大の2年生で、去年の日本選手権で3位に入るなど、成長著しいスプリンターです。
4日の日本選手権の男子100メートル決勝では去年の世界選手権で日本選手初の7位入賞を果たし大会連覇をねらったサニブラウン アブデル・ハキーム選手や、9秒98の自己ベストを持つ小池祐貴選手、10秒02の自己ベストを持つ坂井隆一郎選手などとのレースに臨みました。
向かい風0.2メートルの中、柳田選手は、得意のスタートから飛び出した坂井選手に中盤以降、持ち味の広いストライドで迫りました。
タイムは坂井選手に0秒02及びませんでしたが、自己ベストの10秒13でフィニッシュし、2位に入りました。
優勝は、10秒11の坂井選手、3位は、10秒18の小池選手でした。
サニブラウン選手は、10秒59のタイムで8位に終わり、大会連覇はなりませんでした。

柳田大輝選手は「レースを思い返すと悔しい気持ちでいっぱいだが、少しは成長できたのかなと思う。最低限の結果だとは思っているので、世界選手権やアジア選手権に向けて再スタートしたい」と悔し涙を流していました。