電気料金値上げで省エネ家電の人気高まる

電気料金が1日の使用分から値上げとなる中、大手家電量販店では省エネ性能が高い家電製品の人気が高まっています。

大手電力7社は1日の使用分から家庭向けで契約者が多い「規制料金」を値上げし、このうち東京電力では、送配電網の利用料金の改定分を含めた平均で15.3%の値上げ幅となります。
吉岡町にある大手家電量販店では、省エネ性能が高い家電製品を買い求める客が増えていて、こうしたニーズに応えるため、節電効果を説明するパネルや年間の電気代の目安を表示して商品を比較しやすくしています。
店によりますと、これからの季節に使う機会が増えるエアコンは、フィルターを自動で掃除する機能の付いた製品を使ったり、サーキュレーターで空気を循環させたりすると冷気が効率的に行き渡り、節電効果が期待できるということです。
店を訪れた70代の女性は「電気代が3割ほど高くなっていて困っています。省エネ家電を活用して少しでも節約したいです」と話していました。
店で家電営業を担当している※高下美菜実さんは「『家電を買い替えると節電になりますか?』という問い合わせが増えていて、それぞれの生活に合わせて省エネできるように提案しています」と話していました。