群馬県「ヤングケアラー」支援へ 相談窓口を設置

家族の介護や世話などを日常的にしている子ども「ヤングケアラー」や周囲の人が相談しやすい環境を作ることで適切な支援につなげようと、県は「ワンストップ相談窓口」を1日から設置しました。

「ヤングケアラー」の実態を把握するため、県は、すでに調査を行っていた高崎市立の学校を除く県内すべての小学6年生と中学2年生、そして高校2年生を対象に調査を行いました。
その結果「家族の中に世話をしている人がいる」と答えた児童・生徒のうち70%ほどが「悩みを相談したことがない」と回答したということです。
このため県は相談体制を強化するため「ワンストップ相談窓口」を1日から設置したことを記者会見で明らかにしました。
相談に応じるのは委託した県内のNPO法人で、社会福祉士や看護師の資格を持つコーディネーター2人が対応します。
ヤングケアラーや学校などからの相談を受けたあと、必要な支援内容を分析したうえで市町村や医療・福祉などの関係機関を紹介して、適切な支援につなげたいとしています。
利用時間は、年末年始を除く平日の午前9時から午後5時までで、電話番号は090−1158−4140です。
山本知事は記者会見で「ヤングケアラーが子供らしく生活できる環境を作ることが重要だと考えている。ぜひ気軽に窓口に相談してほしい」と述べました。