群馬県 新型コロナ1医療機関あたり患者2.23人 前週比減

新型コロナの感染状況について、群馬県は28日までの1週間で、1医療機関あたりの平均の患者数が2.23人だったと30日、発表しました。
前の週より0.64人少なくなっています。

新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行したことを受け、流行状況の把握方法は、すべての感染者の報告を受ける「全数把握」から、県内87の指定医療機関からの週1回の報告をもとにした「定点把握」に変更され、今回が3回目の発表となります。
それによりますと、今月22日から28日までの1週間で、1医療機関あたりの平均の患者数は2.23人で、前の週の2.87人より0.64人少なくなりました。
一方、同じ期間のインフルエンザの1医療機関あたりの平均は2.87人でした。
保健所の管内別では、安中が3.67人、利根沼田が3.4人、渋川が3.17人、前橋市が3.08人、伊勢崎が3人、館林が2.22人、桐生が2.13人、藤岡が2人、吾妻が1.67人、高崎市が1.21人、太田が1.1人、富岡が0.33人となっています。
また、指定医療機関から報告があった患者数は合わせて194人で、年代別では、10代が40人、10歳未満が36人、20代が29人、40代が23人、30代と50代がそれぞれ19人、70代が14人、60代が12人、80代以上が2人となっています。