浅間山の状況(26日)

ことし3月、噴火警戒レベルが「2」に引き上げられた浅間山の状況です。

気象庁によりますと、火山性地震の回数は、今月22日から26日午後3時までの期間中は、一日に30回から60回前後で推移しています。
火山性地震は先月中旬ごろから減少していますが、山の膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動は継続しています。
また、今月22日に実施した火山ガスの放出量の観測では、一日あたり1300トンと多い状態が続いています。
気象庁は、浅間山では今後、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き、火口からおおむね2キロの範囲で、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。