こんにゃく芋の種芋の植え付け 全国有数の産地 群馬 渋川

全国有数のこんにゃく芋の産地、群馬県渋川市で、種芋の植え付けが盛んに行われています。

こんにゃくの原料となるこんにゃく芋は、群馬県が全国の生産量の90%以上を占め、中でも渋川市は水はけのよい土壌が広がり県内有数の産地となっています。
渋川市内にあるおよそ11ヘクタールの畑では、今月上旬からこんにゃく芋の種芋をトラクターで植え付ける作業が行われています。
こんにゃく芋は、出荷できる大きさになるまで2年から3年ほどかかり、低温に弱い作物のため、春に植え付けを行い、秋に掘り出して保存する作業を繰り返します。
今回植え付けたのは、2年目の種芋で、昨シーズンは天候に恵まれたため例年よりも生育がよく、今後の成長が期待できるということです。
農家の八高啓輔さんは「秋には大きな芋がとれるのではないかと期待しています。みなさんにおいしく食べてもらえるように頑張って生産していきたい」と話していました。
こんにゃく芋の種芋の植え付けは、来月上旬まで続けられます。