県立高校の30代教諭 生徒の顔写真の入ったSDカード紛失

群馬県内の県立高校に勤務する30代の教諭が生徒の顔写真が入ったSDカードを紛失したことがわかりました。

最大180人分のデータが入っていましたが名前などの個人情報は含まれず、現時点で、二次的な被害の報告は受けていないということです。
県教育委員会によりますと、県内の県立高校に勤務する30代の男性教諭が今月13日、生徒の顔写真が入ったSDカード1枚を紛失したことがわかったということです。
SDカードには、教諭がおととしまで勤務していた高校のクラスや部活動の生徒の顔写真、最大180人分のデータが入っていましたが、名前などの個人情報は含まれていないということです。
教諭は現在の高校で写真部の顧問を務めていて、生徒にカメラを貸す際にSDカードを抜いてリュックサックのポケットに入れたと説明し、翌日、紛失に気づいたということです。
カードは教諭の私物で、県教育委員会は個人情報が含まれるものは学校外に持ち出さないように通知していたということですが、現時点で顔写真が悪用されるなどの二次的な被害の報告は受けていないということです。
すでに関係者には謝罪したということで、県教育委員会は「個人情報の管理や情報セキュリティーの指導をいっそう徹底する」としています。