4年ぶりに米国からの留学生受け入れ 日本文化を体験 桐生

新型コロナの影響で中止されていた国際交流が各地で再開される中、群馬県桐生市でアメリカの姉妹都市からの留学生の受け入れが4年ぶりに行われ、訪れた学生たちが絵手紙作りを通して日本文化を体験しました。

桐生市では、17年前からアメリカの姉妹都市にある大学の学生を短期留学で受け入れてきましたが、新型コロナの感染拡大以降は中止していました。
ことしは4年ぶりに留学生の受け入れが再開され、訪れた学生ら12人が、24日、市内の文化施設で絵手紙作りを体験しました。
学生らは、筆を使って描いたこけしや招き猫などの絵に日本語で「ありがとう」などのメッセージを添えた家族や友人に宛てた絵手紙を作ったあと、さっそく近くにあるポストに投かんしていました。
参加した女子学生は「今回の滞在で自分たちと異なる文化に触れることができて非常に有益でした」と話していました。
桐生市地域づくり課の尾池孝平課長補佐は「今回のような交流は国際社会に貢献できる人を育てることができるので市民にとっても意義深い。今後は桐生市からの派遣も進めていきたい」と話していました。