海外の学校との対面交流 3年ぶり再開 台湾の高校生が高崎に

新型コロナの影響で中止されていた県内と海外の学校の対面交流が、3年ぶりに再開され、高崎市と台湾の高校生たちが、お互いの学校生活を紹介し合うなどして交流を深めました。

22日、台湾北部・新北市の高校の生徒64人が、高崎市の高崎経済大学附属高校を訪れ、両校の生徒たちが対面で交流しました。
群馬県ではおよそ20年前から、中国や台湾の高校などを招いて県内の学校と交流する事業を行っていて、対面での交流は新型コロナの感染拡大前の2020年1月以来、3年ぶりとなります。
交流会では、台湾の高校生たちがダンスを披露すると、高崎経済大附属の生徒たちが音楽に合わせて手拍子をするなどして盛り上がっていました。
また、両校の生徒たちは、グループに分かれてお互いの学校生活や趣味を紹介し合うなどして交流を深めていました。
台湾の女子生徒は「グループの人が優しくて、いろいろと教えてくれました。今後も機会があれば、日本人とたくさん交流したいです」と話していました。
高崎経済大附属の男子生徒は「日本のサブカルチャーの話で盛り上がりました。今後、外国の人と話す機会が多くなると思うので、伝わりやすい表現や発音を身につけて、上手にコミュニケーションが取れるようになりたいです」と話していました。