群馬県の人口 191万3000人 人口減少に歯止めかからず

群馬県の去年10月現在の総人口は191万3000人で、1年間で率にして0.69%減少しました。
減少率は全国平均より大きく、人口減少に歯止めがかからない現状が続いています。

総務省が発表した去年10月1日現在の人口推計によりますと、群馬県の人口は191万3000人で全国で18番目でした。
おととし10月から去年9月末までで計算する1年間の人口増減率は、マイナス0.69%となり、マイナスの幅は、前の年より0.04ポイント広がりました。
また、人口増減率は全国で21番目で、全国平均のマイナス0.44%より0.25ポイント下回っています。
年齢区分別では、65歳以上が30.8%で前の年を0.3ポイント上回りました。
一方、15歳未満は11.3%で前の年を0.2ポイント下回り、15歳から64歳の「生産年齢人口」は57.9%で、前の年を0.1ポイント下回りました。
総務省は「コロナ禍の収束に伴って、都市部には人口が戻ってきている一方で、人口減少に歯止めがかからない状況が続いている。引き続き人口動態を注視したい」としています。