2つの川の間に位置する小学校 水害を学ぶ授業 板倉町

利根川と渡良瀬川に挟まれ、洪水が起きた際、大きな被害が想定される板倉町で、小学生が水害について学ぶ授業が行われました。

板倉町では、大雨などで川の堤防が決壊した場合、町のほぼ全域で浸水被害が起きるおそれがあり、水害への備えが課題となっています。
板倉町では、子どもたちの防災意識を高めようと町内の小学校では毎年1回、水害について学ぶ授業を行っていて、22日行われた授業には東小学校の4年生の児童40人余りが参加しました。
授業では、75年前に町内でも川が氾濫するなどして4人の犠牲者が出た、カスリーン台風の被害の様子などを動画で紹介し、過去の災害について学んでいました。
このあと、子どもたちは、プランターやシートを使い、住宅に水が入ってこないようにするための道具の作り方を学んだあと、逃げ遅れた人が緊急時に避難できる「洪水避難タワー」の見学も行い、町の職員らが子どもたちに施設の役割などについて説明していました。
参加した男子児童は「家族にも水がどこまで来るかを教えてあげたい」と話していました。
板倉町総務課の長谷見晶広係長は「小さいころから町の水害に対する考え方や対策について学んでもらい、それを家族でも話し合ってもらうことで、水害時の避難につなげてもらいたい」と話していました。