板倉町の養豚場でCSF(豚熱)感染確認 約700頭を殺処分

板倉町の養豚場で県内9例目となるCSF=豚熱の感染が確認され、群馬県は、この養豚場と関連農場で飼育しているおよそ700頭の殺処分を行うとともに、感染経路を調べることにしています。

群馬県によりますと、20日、板倉町の養豚場の経営者から「飼育しているブタ10頭あまりが1週間ほど異状があり、1頭が死亡した」と県に連絡がありました。
県が感染の疑いのある10頭のブタの検体を取ったほか、別の2頭のブタを解剖して調べたところ、このうち10頭のブタがCSF=豚熱に感染していることが確認されました。
県は21日夜からこの養豚場と関連農場で飼育しているおよそ700頭の殺処分や周辺の消毒を行っています。
県によりますと感染が確認されたブタは生後80日ほどで、いずれもワクチンは未接種でしたが、野生のイノシシなどの侵入を防ぐ防護柵を設置していたということです。
また、周辺にある養豚場ではいずれもワクチンを接種していることから、ブタの移動は制限しないとしています。
県内での豚熱の発生は今回が9例目で、板倉町では初めての発生となります。
県の倉澤政則農政部長は、「豚熱が発生したことを非常に深刻に受け止めている。ワクチン接種、衛生管理野生イノシシ対策の3本柱をよりいっそう徹底し、関係機関や生産農家と連携して対策に取り組んでいく」と話していました。