富岡製糸場開業150周年で資料展

世界遺産の富岡製糸場が、開業から来月で150周年になるのを記念して、ゆかりの人物や当時の様子についての資料を集めた展示会が富岡市で開かれています。

富岡製糸場は、明治5年に建てられた日本で最初の官営の製糸工場で、8年前に世界遺産に登録されました。
来月の150周年を記念して今月から開かれている展示会には、建設に尽力した渋沢栄一などゆかりのある人物や、当時の様子を伝える作品、22点が展示されています。
このうち、初代場長を務めた尾高惇忠が書いた「御製糸場」という書は、製糸場で作られた生糸を運ぶための箱を作る工場に飾られていたということです。
また、設立まもない製糸場の作業場を描いた絵は、建物のレンガや、工女の作業の様子が細部に渡って鮮やかな色で表現されています。
富岡市文化課美術博物館係の星野結希係長は、「富岡製糸場が開場した時代を実際に生きた人たちの資料が展示されているので、間近で見てもらいその歴史を感じてほしい」と話していました。
展示会は、11月6日まで開かれています。