「廃線ウォーク」に観光カート導入へ実証実験 安中市

廃線になった線路を歩く「廃線ウォーク」が人気を集めている安中市で、長い距離を歩くのが難しい人にも楽しんでもらおうと「カート」の導入に向けた準備が進められていて、17日は実証実験が行われました。

安中市の碓氷峠にあるJR信越本線の25年前に廃線になった線路では、全長11キロ余りを歩く「廃線ウォーク」に年間1500人を超える人が参加しています。
この線路について地元の観光関連の団体などは、長距離を歩くことが難しい子ども連れや高齢者などにも楽しんでもらおうと観光用のカートの導入を目指していて、17日、実証実験を行いました。
カートは4人乗りの充電式で最長9時間の運転が可能です。
実験では碓氷峠の急勾配でも時速8キロを保てるのかや、ブレーキが正常に作動して安全に停止できるかなどを確認していました。
団体によりますと、今後、廃線の区間にあるトンネルの中の修繕などを行い、安全性を確認したうえで年内にも3台のカートを動かす計画で、できるだけ早い実用化を目指しています。
安中市の岩井均市長は「これに乗ることができるのはユニバーサルデザインにのっとった取り組みでもある。群馬県を代表する施設として素晴らしい景色を体感してほしい」と話していました。