終戦から77年 群馬県出身の戦没者追悼式 3年ぶり開催

終戦から77年を迎えた15日、群馬県出身のおよそ5万人の戦没者を慰霊する追悼式が、3年ぶりに前橋市で行われました。

追悼式は戦地や国内の空襲などで命を落とした群馬県出身のおよそ5万人の霊を慰めようと、県が毎年、終戦の日に行っています。
新型コロナの感染拡大の影響でことしは3年ぶりの開催となり、感染対策のため会場の人数を遺族の代表や、県や市町村の関係者などに限り34人が参列しました。
はじめに山本知事が「戦後生まれの人々が国民の8割を超え、先の大戦に対する記憶の風化が懸念される。ロシアによるウクライナ侵攻で多くの市民の命や平穏な日常が奪われ続けており今こそ、悲惨な戦争の記憶を次の世代へと引き継ぎ、平和の尊さをしっかりと訴えていかないといけない」と式辞を述べました。
このあと正午の時報に合わせて参加者全員が1分間の黙とうを行いました。
式典では続いて「県遺族の会」の清水元衛会長が「2度とわれわれのような戦没者の遺族を出さないために戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さを、万世に渡り語り続け、継承しなければらない」と述べました。
さらに、若い世代を代表して渋川青翠高校3年生の渡部梨乃さんなどが「私たち若者の使命は、戦争の無い未来と誰もが平穏に暮らせる社会を作る努力をすることです」と平和への誓いを述べました。