渋川市 保育所などが臨時休園の際は市の施設で一時預かりへ

新型コロナの感染が急拡大する中、渋川市は、子育て世代を支援するため、来月から保育所などが臨時休園した際に未就学児を市の施設で一時的に預かることになりました。

渋川市では、保育所など20の保育施設があり、前回感染が急拡大したことし1月から5月にはあわせて9回臨時休園となって、働きながら子育てをしている人などから「子どもの預け先に困っている」といった声が多く寄せられました。
このため、市は、保育所などが臨時休園した際に未就学児を市の「子育て支援総合センター」で一時的に預かる事業を来月から始めることになりました。
センターに預かり所を開く際は、市が臨時休園になった施設の責任者と協議して期間などを決めることにしています。
そのうえで、保育については、休園となった施設に勤務する行動制限がない保育士に担ってもらうということです。
渋川市こども課の藤井成行課長は「保育機能を維持することで保護者を支援するとともに、子どもたちが感染しないよう手洗いや遊具の殺菌などの対策を徹底していきたい」と話していました。