「BA.5対策強化宣言」 群馬県 発出は当面見送る方針

新型コロナの感染の急拡大を受けて政府が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」について、群馬県は、感染防止対策と社会経済活動の両立を目指すため、当面、発出を見送る方針であることがわかりました。

新型コロナの感染をめぐり、群馬県内では、先月29日までの1週間の感染者数が1万4602人にのぼり、過去最多を更新したほか、病床使用率も、先月25日に50.4%に達しましたが、その後はわずかに減少しています。
全国的な感染の急拡大が続くなか、政府は、病床使用率が50%を超えるなど医療機関への負荷の増大が認められる場合、都道府県が独自に「BA.5対策強化宣言」を出す新たな仕組みを導入しましたが、群馬県は、感染防止対策と社会経済活動の両立を目指すため当面、発出を見送る方針であることがわかりました。
対策強化宣言をめぐっては宮城県や熊本県が出す一方で、大阪府や福岡県は、現時点で出さない方針を示すなど対応がわかれています。
群馬県は、医療提供体制の強化に向けて、県内の専用病床を先週より19床増やして今週から667床にしたほか、転院などによって入院期間の短縮を図ることで効率的な運用を進めることにしています。
一方で、宿泊料金などを割り引く「愛郷ぐんまプロジェクト」は、観光需要の高まりにより、地域経済の活性化につながっているとして、今月末まで予定どおり行う方針です。