桐生市でCSF=豚熱感染確認 群馬県約5100頭殺処分へ

桐生市の養豚場で県内8例目となるCSF=豚熱の感染が確認され、群馬県は、この養豚場で飼育しているおよそ5100頭の殺処分を行うとともに、感染経路を調べることにしています。

群馬県によりますと、14日、桐生市の養豚場の経営者から「6月10日以降、ほ乳ブタに食欲不振や発育不良の症状が見られ、死ぬ子ブタも増えてきている」と家畜保健衛生所に連絡がありました。
県が感染の疑いのある12頭のブタの検体を取り調べたところ15日、CSF=豚熱に感染していることが確認されました。
県は15日夜からこの養豚場で飼育しているおよそ5100頭の殺処分や周辺の消毒を行い、16日午後、国の疫学調査チームが入って、感染経路を調べることにしています。
感染が確認されたブタは生後25日から30日ほどで、いずれもワクチンは未接種でしたが野生のイノシシなどの侵入を防ぐ防護柵は設置されていたということです。
周辺にある養豚場ではいずれもワクチンを接種していることから、ブタの移動は制限しないとしています。
県内での豚熱の発生は今回が8例目で、桐生市では先月10日以来、4例目となります。
県の倉澤農政部長は記者会見で「豚熱は今年度に入り3例目で非常に深刻に受け止めている。飼養衛生管理の徹底やワクチン接種、野生イノシシ対策の3本柱にこれからも取り組んでいく」と話しています。