京都 二条城の「式台の間」特別公開 7月24日から

京都の世界遺産・二条城で、大名などが老中に将軍への取り次ぎを求める際の部屋として使われた「式台の間」が7月24日から特別公開されます。

特別公開されるのは、京都市中京区の二条城にある二の丸御殿の中の「式台の間」です。
「式台の間」は大名などが老中に将軍への取り次ぎを求める際に使われた部屋です。
広さは45畳あり、ふだんは廊下からしか眺めることができませんが、今回は特別に中に入ることができます。
部屋では▼2羽のくじゃくが向かい合う天井画や、▼寛永3年=西暦1626年に描かれた巨大な松の障壁画の模写を間近に見ることができます。
元離宮二条城事務所の松本直子学芸員は「天井画や障壁画に加え、ふだんは見ることができない天井の飾りなども楽しみながら見てもらえれば」と話していました。
「式台の間」の特別公開は7月24日から8月26日まで行われるほか、障壁画の原画も二条城内の展示収蔵館で特別公開されます。