京都市で最高気温36.7度の猛暑日 熱中症に警戒を

京都府内は8日も各地で猛暑日を観測し、日中の最高気温は京都市で36.7度などと猛烈な暑さになりました。

京都地方気象台によりますと、京都府内は8日も高気圧に覆われて各地で気温が上がりました。
日中の最高気温は▽京都市は36.7度▽京田辺市は今シーズン最も高い36.6度▽舞鶴市と南丹市美山で35.6度などと、8つある観測点のうち5か所で猛暑日となりました。
京都市では、今月(7月)5日から4日連続で、猛暑日を記録したことになります。
京都市消防局によりますと、8日午後5時の時点で、熱中症の疑いで22人を救急搬送したということです。
重症者はいないとしています。
気象台によりますと、9日の最高気温は▽京都市で33度▽舞鶴市で32度と8日よりは少し下がるものの、真夏日になると予想されています。
また、9日朝の最低気温は▽京都市で27度▽舞鶴市で25度といずれも25度を下回らず、熱帯夜になると見込まれています。
熱中症への警戒を続け、室内でも適切にエアコンを使って、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するほか、お年寄りや乳幼児は熱中症にかかりやすいため、家族など周りの人たちは、注意を促すようにしてください。
また、9日の京都府内は、午後を中心に大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷雲が発達するおそれがあるとして、竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨にも注意するよう呼びかけています。