京都府内の海水浴場23か所すべて水質良好 府の水質検査

これから本格的な海水浴シーズンを迎えますが、府内の海水浴場はすべて海水浴に適しているという結果になったことが、府の水質調査でわかりました。

京都府では毎年、海水浴シーズンを前に海水浴場の水質検査を行っています。
調査は先月(6月)行われ、今シーズン開設の届け出があった府内23か所すべての海水浴場で、海水の透明度や細菌の数などに問題はなく、海水浴に適していると判断されました。
結果は、環境省の基準に従って、水質がよいものから5段階で評価され、▼宮津市の天橋立海水浴場など14か所はもっともよい「AA」でした。
また、▼伊根町の本庄浜海水浴場など残る9か所も2番目によい「A」でした。
このうち、舞鶴市内の海水浴場は、府内で最も早い今月1日に海開きをしていて、水質が「AA」と評価された神崎海水浴場では、5日も海水浴を楽しむ人の姿が見られました。
大阪から家族旅行で訪れたという30代の男性は「ことし初めての海水浴で、天気もよくて気持ちよく子どもたちと遊んでいます。すごく透明で感動しています」と話していました。
舞鶴市以外の海水浴場は、今月中旬にかけて順次海開きが行われる予定です。
水質調査の結果は府のホームページでも公開されています。