京都 国内最大規模のスタートアップ企業交流イベント始まる

革新的なビジネスを生み出そうというスタートアップ企業の関係者が国内外から集まって交流する国内最大規模のイベントが、4日から京都市内で始まりました。

イベントは、京都市伏見区で開かれ、国内外のスタートアップ企業の経営者や従業員、それに企業に投資をする投資家などが集まり、商談を行ったり講演を聴いたりして交流し、次のビジネスにつなげます。
初日の4日は多くの人が訪れていて、西脇知事や松井京都市長も参加したオープニングセレモニーでは、岸田総理大臣が「日本のスタートアップを進化させる絶好の場だ。官民が連携して世界に羽ばたかせましょう」とビデオメッセージを寄せました。
会場には各企業がブースを出していて、このうち採用や人事に関わる企業のブースでは担当者が訪れた人と名刺交換をし、自社のサービスをアピールしていました。
東京から参加したというスタートアップ企業で働く女性は「初めて参加しましたが、業界がこれだけにぎわっているんだとびっくりしました。きょうの出会いをこれからの仕事につなげていきたい」と話していました。
このイベントは6日まで開かれ、3日間であわせて1万人以上の来場が見込まれています。