京都府内は朝に一時雨強まる 21日から再び大雨のおそれ

日本列島の太平洋側に大雨をもたらした前線の影響で、京都府内でも18日の朝方を中心に各地で雨が強まりました。
発達した雨雲は東日本に移動しましたが、気象台は21日から西日本を中心に再び大雨となるおそれがあるとしています。

日本列島の太平洋側などに大雨をもたらした前線と低気圧の影響で、京都府内も朝方を中心に各地で雨が強まりました。
▽京田辺市では18日午前9時16分までの1時間に18.5ミリ、▽京都市では午前8時53分までの1時間に15.5ミリのいずれもやや強い雨が観測されました。
また、17日の降り始めから18日午後1時までの20時間の雨量は▽京田辺市で84.5ミリ、▽長岡京市で58.5ミリ、▽京都市で58ミリなどとなりました。
この雨の影響で、JR西日本の関西線は木津川市の加茂駅と三重県の亀山駅の間で、始発から終日運転を取りやめました。
また、国道163号線は笠置町切山で発生した倒木の影響で、一部の区間で6時間余りにわたって通行止めとなりました。
けが人などはありませんでした。
気象台によりますと、発達した雨雲は東日本に移動して京都府内の雨はあがっていて、19日と20日は高気圧に覆われて晴れる見込みです。
しかし、21日からは再び前線が本州付近に停滞し、暖かく湿った空気が流れ込む影響で、西日本を中心に大雨となるおそれがあるとしていて、最新の予報に注意して雨に備えてほしいと話しています。