“花の寺”三室戸寺であじさい開花 宇治

「花の寺」として知られる宇治市の「三室戸寺」で、およそ2万株のあじさいが咲き始め、訪れた人たちを楽しませています。

宇治市の三室戸寺の境内には広さがおよそ7000平方メートルのあじさい庭園があり、100種類、およそ2万株が植えられています。
先月(5月)下旬から徐々に咲き始め、赤やピンク、白、紫など色とりどりのあじさいが今、3分咲きとなっていて、訪れた人たちが写真に収めていました。
寺によりますと、ことしは朝晩の冷え込みが厳しい日が続いたため生育が遅れましたが、今月下旬には見頃を迎える見込みだということです。
精華町から夫婦で訪れた60代の男性は、「久しぶりに来て、いい写真が撮れました」と話し、同じく60代の妻は、「濃いピンクのあじさいがかわいいと思いました」と話していました。
三室戸寺のあじさい庭園は来月(7月)7日まで一般に公開され、今月23日までの土曜日と日曜日には夜間のライトアップも行われます。