亀岡 飛鳥時代の古墳から鉄刀が出土 地元有力者を埋葬か

亀岡市にある古墳群の大規模な調査で、この古墳群では初めて鉄製の刀が出土し、発掘した京都府埋蔵文化財調査研究センターは、地元の有力者が埋葬されたとみています。

亀岡市にある「法貴古墳群」は、古墳時代から奈良時代にかけて造られたもので、京都府埋蔵文化財調査研究センターが2年前(令和4年)から発掘調査を行っています。
このうち、飛鳥時代前期に造られた直径およそ8メートルの円墳から、この古墳群では初めてとなる鉄製の刀が見つかりました。
この鉄製の刀は、長さ72センチで、全体にさびていますが、刀の先端付近で装飾性が高い飾りの金具が一緒に見つかったということです。
見つかった場所は石室の中で、ひつぎの上に置かれていたと考えられることから、埋葬者のものである可能性が高いとしています。
京都府埋蔵文化財調査研究センターの竹村亮仁 主任は「刀のほかにもやじりや小刀が同時に見つかったので、今の時点では、埋葬者は武器を扱えた地元の有力な人物と考えられ、さらに分析をすすめて詳しく調べていきたい」と話していました。
今回の調査結果は、来月(6月)1日に行われる現地説明会で紹介されます。