左のリリーフ投手として活躍 京都府出身の清川栄治さん死去

プロ野球 広島や近鉄で、左のリリーフピッチャーとして長く活躍した京都府出身の清川栄治さんが、今月5日に亡くなりました。
62歳でした。

京都府出身の清川さんは、1984年にドラフト外で広島に入団しました。
左のサイドスローのリリーフとして、1986年には50試合に登板してリーグ優勝に貢献し、この年から4年連続で30試合以上に登板して、カープのリリーフ陣の一角を担いました。
1991年に当時の近鉄に移籍した後もリリーフひと筋で活躍し、カープに復帰した1998年に引退するまで15年間、すべてリリーフで通算438試合に登板しました。
中継ぎやワンポイントの登板が多く、通算成績は13勝10敗12セーブ、防御率2.94で、連続リリーフ登板438試合は当時のプロ野球記録でした。
引退後は去年まで広島やオリックス、西武で長く投手コーチを務めて後進の育成にあたり、今シーズンは西武の投手育成アドバイザーでしたが、西武によりますと、今月5日、悪性腫瘍のため都内の病院で亡くなったということです。
62歳でした。