京田辺市 公立中学校で学校給食始まる

京田辺市の公立中学校で15日から、学校給食の提供が始まりました。

京田辺市では15日から、市内すべての3つの公立中学校で、学校給食が始まりました。
1食あたり340円で、そのうち市の助成などを除いた290円を保護者が負担します。
このうち培良中学校では、学校給食センターで調理された給食が午前11時半ごろ真新しい配膳室に運び込まれ、4時間目の授業が終わると、食器などとともに載せた台車が教室の前に並べられました。
初めての献立は、ごはんとカレー、サラダ、それに牛乳で、チャイムが鳴ると生徒たちはおぼんを持って並び、当番の生徒によそってもらったあと、一斉においしそうに食べていました。
15日は、上村崇 市長も視察に訪れ、3年生の教室で、一緒に味わっていました。
3年生の生徒は「温かいものをみんなで食べられて感想を共有できたし、これまで毎日、お弁当を作ってくれた家族も『楽になった』と言っていました」と話していました。
府内の公立中学校の給食をめぐっては、すでに多くの自治体で実施していて、京都市や宇治市なども実施に向けて準備を進めています。