日本茶楽しむバーチャル空間誕生 宇治の老舗店が開発

ネット上の仮想空間「メタバース」に、宇治茶の老舗店が日本茶を楽しむバーチャル空間を開発し、世界の人に日本茶に親しんでもらうきっかけにしたいとしています。

このバーチャル空間は、木津川市に本社がある宇治茶の老舗店が開発しました。
参加者は、専用のゴーグルとコントローラーを使って世界の各地にいながら日本茶のお茶会に参加して交流することができます。
この空間には茶室があり、抹茶をたてたり飲んだりすることができるほか、富士山の山頂に瞬間的に移動してお茶会を開くなど、バーチャルならではの設定を楽しむことができます。
開発した福寿園の森崎領さんは「新たなかたちでお茶を楽しんでほしいとの思いで開発しました。日本茶をみんなで飲むことの楽しさを体感してほしい」と話していました。