ジオエリア登場 京都市青少年科学センターに新たな体験展示物

京都市青少年科学センターに京都の地質などを体験しながら学べる新たなコーナーが開設され、春休み中の子どもたちからさっそく人気を集めています。

京都市伏見区にある京都市青少年科学センターは、100点を超える体験型の展示物を通して科学を感覚的に学べるのが人気で、子どもを中心に年間13万人以上が訪れる人気の施設です。
「ジオエリアKYOTO」は先月(3月)開設され、京都府内の地質などを5つの展示物で学ぶことができます。
このうち、立体的な地図にプロジェクションマッピングで地質などを色分けして表示する展示では、比叡山と大文字山が同じ「花こう岩類」に分類され、大昔は同じ山だった可能性があることがわかります。
また、京都市内で採取した石の展示では、形や表面に特徴のある石が2つずつ展示されていて、比較したり触ったりして楽しみながら理解を深めることができるようになっています。
京都市青少年科学センター展示係長の中井祥平さんは「新コーナーをきっかけに私たちが暮らす地質や地形などに興味を持ってもらいたい」と話していました。
京都市青少年科学センターは、毎週木曜日は休館日ですが、春休み期間中のため、4日は開館するということです。