5年ぶり「京都芸術花火」6月26日に京都競馬場で開催へ

京都の初夏を彩る「京都芸術花火」が5年ぶりにことし6月、京都競馬場で開催されることになりました。

「京都芸術花火」は、これまでに2018年と2019年の2回開かれていて、音楽に合わせて花火を打ち上げる演出が特徴です。
2万人を超える入場者が訪れる大規模な花火大会でしたが、新型コロナの感染が拡大したことなどから、行われていませんでした。
これについて、実行委員会は5年ぶりとなる大会を、ことしの6月26日に京都市伏見区の京都競馬場で開催することを決めました。
花火は、午後8時からの1時間にわたり、およそ1万3000発が打ち上げられる予定となっていて、今月(3月)22日からチケットの申し込みがはじまるということです。
京都芸術花火大会実行委員会の吉田進 実行委員長は「再開を願う声をたくさんいただいていた。京都の観光事業をはじめ、にぎやかさを求めるひとつの突破口にもう一度なりたい」と話していました。
また、松井市長は「伝統的な花火と最先端の音楽を組み合わせるという意味では、古いものを尊重しながら新しい文化をクリエイトしていくことになる。ぜひ多くの人にきてもらい花火を楽しんでほしい」と話していました。